ベッキー略奪不倫内幕 緊急会見で「友人関係」釈明も事務所大打撃

衝撃のスキャンダルだ。人気タレントのベッキー（３１）と昨年のＮＨＫ紅白歌合戦にも出場したロックバンド、ゲスの極み乙女。のボーカル、川谷絵音（えのん、２７）に不倫疑惑が浮上したのだ。７日発売の「週刊文春」が報じている。報道では２人が交わしたＬＩＮＥ画面まで掲載されている。ベッキーは６日夜、緊急会見を開き「友人関係」と釈明したが、疑惑は拭い切れたのだろうか。

　同誌によると、ベッキーは昨年１０月、ファンクラブイベントに参加したのを機に川谷と親しくなり、１１月下旬にはデートする関係になったという。そして、今年の正月には、ベッキーが長崎にある川谷の実家に“極秘旅行”する様子などを報じている。

　川谷は、ベッキーとの交際が始まる昨年７月に一般女性と結婚。しかし、それをベッキーに伝えたのは１１月になってからだったという。

　さらに２人が交わしたＬＩＮＥの画面も掲載。２人のツーショット写真や、互いに「けんちゃん」「エリちゃん」と愛称で呼び合い、離婚届を「卒論」と称して、川谷が離婚話を切り出したことをベッキーに報告している様子などを生々しく伝えている。

　実はベッキーは昨年６月にツイッターで「ゲス乙女」への思いをつづっていた。「新譜を聴く時のあのドキドキ感はなんていうんだろう。もう、恋のドキドキと同じなんですよね」。それぐらい強い思いだったのだろう。

　だがＣＭ１０本を抱え、多くのレギュラー番組を持つ事務所の大黒柱だけに、不倫スキャンダルの及ぼす影響は大きい。

　６日夜、東京都内の所属事務所で緊急会見に臨んだベッキーは、目の下にくまをつくり、げっそりした様子。神妙な面持ちで報道陣の前に現れると、長崎に旅行したことなどを認めた上で「お付き合いではなく、友人関係」と不倫関係を否定。「誤解を招くような軽率な行為だったと深く反省しています」と目に涙を浮かべて謝罪した。

　質疑は受け付けず、約５分間、一方的に語ったベッキー。ＬＩＮＥ画像については言及していないため、疑惑を完全に拭いきれず、イメージダウンは避けられない。

　芸能評論家の肥留間正明氏は「ＬＩＮＥ画像が出るということは、彼らにかなり近い人物が情報提供しているはず。不倫・略奪となると、奪われた側も恨み骨髄に違いない。ベッキーはクリーンなイメージで売っており、事務所の稼ぎ頭だっただけに大打撃だろう」と指摘する。

　■ゲスの極み乙女。　東京農工大卒のボーカル兼ギターの川谷が、大学の２年先輩でもあるベースの休日課長（２８）、キーボードのちゃんＭＡＲＩ（２８）、ドラムのほな・いこか（２６）の４人で２０１２年に結成。バンド名は、メンバーの持っていたトートバッグに書かれていた文字から取ったという。楽曲はすべて川谷が作詞作曲している。

　１４年４月にミニアルバム「みんなノーマル」でメジャーデビュー。コカ・コーラのＣＭソングにもなった１５年４月発売セカンドシングル「私以外私じゃないの」はオリコン最高１１位を記録。同曲で昨年の日本レコード大賞優秀作品賞を受賞、ＮＨＫ紅白歌合戦に初出場した。

　川谷は別バンド「ｉｎｄｉｇｏ　ｌａ　Ｅｎｄ」でも活動している。